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★京都行動1周年によせて 〜今、ふたたび、反基地の声をつなごう!〜

京都・三条河原町の交差点で毎週土曜日にビラ撒きを始めてから1年が経ちました。その間、沖縄・辺野古の海上ヘリ基地基地の建設問題は、政府側による市民に対する暴力行為があったり、夜間作業の強行があったり、様々なことが起こりました。世界中にまたがる大きな運動の広がりによって、日本政府の建設への思惑を、少しずつ実現困難なところまで追い込んでいます。

イラクだけでなく、世界中のいたるところで展開されている「戦争」のあり方が変容しつつあるという議論を、よく耳にします。それは、暴力の圧倒的な非対称性を生み出しつつあるといってもいいかもしれません。世界の「中枢」の安全を保持するために、局所的に圧倒的な暴力が行使されるという恐ろしい状況です。辺野古の基地問題は、そうした暴力が集約されて行使される基盤づくりだといっていいと思います。

今年5月、現地・辺野古からカンパの呼びかけが出された際に、「私たちは希望を捨てるわけにはいかない」という文面がありました。いま、私たちの「希望」とは、いったい何でしょうか? 辺野古から呼びかけられた「希望」に、私たちは何と応えられるでしょうか?

これ以上、自分たちの「安全」を守るために、他の誰かの不安や恐怖を生み出す社会を認めてはならないと、強く思います。沖縄からの反基地の問いかけを、ここ京都で、ふたたび考え、引き受けながら、私たちはこれからも行動を続けたいと思います。

ぜひともに、反戦・反基地の声をあげましょう!

2005年9月

(この文章は、京都の反戦・社会運動をつなぐフリーペーパー『PeaceMedia』9月号に掲載させてもらった文章を転載しました。)

これまでの活動

2004年
■ 緊急現地報告会
04年9月19日@京大会館
・ビデオ「辺野古の闘いの記録 その一」(沖縄平和ネット、約60分)上映
・辺野古座り込みに参加した学生4名による報告
(参加者26名)

■ 都裕史(ト・ユサ)さん講演会
「米軍再編と東アジアの平和を考える 沖縄・韓国の民衆連帯の経験から」
04年11月2日@ひとまち交流館第3会議室
(参加者23名。講演会後、場所を移して交流会をしました。韓国での反基地運動の経験から、私たちがどのようにそれをつなげ、行動をしていけばいいのかを議論しあいました。)

■ 京都防衛施設事務所に辺野古移設中止を求める申し入れアクション
10月16日
(参加者は20人ほどでした。)

■ 大阪行動メンバーとの交流BBQパーティー
04年11月3日@鴨川・出町柳河川敷
(参加者約20名、楽しく歓談しました。その後、一部は反戦デモに参加。講演会の翌日なのにも関らず、連チャンで参加する人たちがたくさんいました。大阪と京都は近いようで遠く、普段あまり交流する機会がなかったので、とてもいい経験になりました。)

■ 現地報告会in京都社会フォーラム
12月12日(日)@京都大学文学部新館
(参加者約10名。辺野古座り込みに参加した学生たちによる報告と、参加者を交えた討論を行ないました。この時期はカヌーでの激しい攻防の最中で、京都に伝わる情報との懸隔に、参加者一様、衝撃を受けていました。)

2005年
■ 「京都と辺野古をつなぐつどい〜現地より安次富浩さんをお迎えして〜」
2月12日(土) 正午〜午後3時
京都大学文学部 新館第一講義室にて
発言:安次富浩さん(ヘリ基地反対協議会共同代表)、関西からの阻止行動への参加者(3名)
(参加者は約35名、企画後には三条に街頭アピールに向かいました。)

■ 京都防衛施設事務所にボーリング調査中止を求める4.20緊急アクション
4月20日
朝8時集合⇒防衛施設事務所前、四条河原町などで夕方までビラまき
16:00〜17:30 申し入れ書の提出
(参加者は30名ほど。那覇の施設局がボーリング調査の「強行」をすすめる姿勢を打ち出したという情報を聞きつけ、朝から夕方まで集まって行動を行ないました。申し入れの際に、京都の事務所長は「管轄外」発言を繰り返し、私たちをあしらう態度にでたため、参加者から「同じ官庁の政策に対し「見て見ぬふり」を繰り返すのはおかしい、説明責任を果たせ」という意見が出されました。施設事務所の腑に落ちない態度や、辺野古でいつ「強行」されるかわからないという緊張感のなのかで、本当に疲れた一日でした。)

■ 沖縄・辺野古に米軍基地はいらない5.15デモin京都
5月15日(日)
街頭アピール:三条河原町 12:00から
辺野古移設反対デモ:御射山公園⇒京都市役所前 15:00から
(参加者は、アピールに約15人、デモには約50人が集まりました。アピールでは辺野古の浜を分断するキャンプシュワブの金網に模したヒモに、通りがかりの人や参加者からメッセージを集めたりしました。また、デモでは思い思いの表現で反基地の意思表示を行いました。京都では、辺野古移設反対をメインテーマにしたデモをするのはこれまでなかったので、成功できてよかったです。)

■ 5.27大西照雄さん講演会
日時:5月27日(金) 18:00から
場所:京都大学文学部東館第一講義室
講師:大西照雄さん(ヘリ基地反対協・代表委員)
(参加者は約50人、大西さんを囲んで、交流会も行ないました。)



※ 以上の企画は、「京都行動」が主催したものだけを集めました。それ以外にも、この一年の間に京都の様々なところで、辺野古ヘリ基地移設に反対する取り組みが行なわれています。「京都行動」に関りを持つ人や持たない人がそれぞれの場で、それぞれのやり方で運動を形成し、相互に関係を結び始めているといえると思います。そうしたネットワーキングの仕方が、きっとこれから、京都で、沖縄で、そして世界各地での反戦平和運動の結ぼれを生むだろうと心から願っています。